北朝鮮ミサイル、今年で21発目 この危機に慣れてはいけない

北朝鮮ミサイル、今年で21発目 この危機に慣れてはいけない

 

北朝鮮はこのほど、3発の弾道ミサイルを発射した。ミサイルは3発とも、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下。防衛省の発表によると、いずれも1000キロほど飛行し、北海道奥尻島の西200キロから250キロの海上に落ちたという。

 

中国で20カ国・地域(G20)首脳会議が行われている最中での出来事だった。北朝鮮は、「自分たちに制裁を加える国際社会との対決の意志」を示したと言われている。

 

安倍晋三首相は「断固たる対応をするべきだ」と、いつも通りの抗議の意志を見せた。日本国民の方も、度重なるミサイル発射に慣れてしまっているように感じられる。

 

 

精度を増し続けるミサイル

しかし、北朝鮮のミサイルの精度が着実に向上している。今回の3発のミサイルは、どれもほぼ同時刻に発射され、ほぼ同地点に落下した。

 

さらに、発射地点からG20の開催地となった中国・杭州までの距離は、ミサイルが飛んだ約1000キロの射程に収まる。今回の飛距離は、それを狙ったものではないかと言われている。事実ならば、精度はそれなりに高いと言える。

 

北朝鮮は2016年に入ってから、今回のものを含めると、21回のミサイル発射を行っている。その数は今年に入ってから明らかに増えている。

 

さらに、直近の発射となった8月24日には、過去2回失敗していたSLBMの発射に成功している。今回の件に限らず、北朝鮮のミサイル技術は確実に前進している。

 

 

抑止力としての核装備を

もし北朝鮮が技術を高め、日本をいつでも攻撃できるという状況になったとき、日本はどう対抗するのか。

 

現状のPAC3やイージス艦による迎撃システムは、受け身でしかない。ミサイルを打ち落とせずに、日本本土に被害が出る可能性は拭えない。

 

何よりも日本の自衛隊は、反撃する能力が低いと言われている。つまり、北朝鮮としては総攻撃の"賭け"に出る価値があるということだ。

 

こうした状況を変えるため、日本は抑止力としての核装備も検討すべきだ。強い反撃能力があって、初めて防御力も完成する。

 

日本を守るための危機感を持ち、世界で起こっていることに目を向けることが、平和への一歩につながる。(志)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著

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タグ: 北朝鮮  ミサイル  G20  射程  抑止力  核装備  自衛隊  金正恩  

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