欧米から見た日本と「イスラム国」 - 誤解だらけの「イスラム国」Part.1

欧米から見た日本と「イスラム国」 - 誤解だらけの「イスラム国」Part.1

アメリカとアラブの有志連合はシリア領内のイスラム国へ空爆を行っている。 写真は米空軍のF-15戦闘機。

 

2016年2月号記事

 

日本と「イスラム国」の意外な共通点

 

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誤解だらけの「イスラム国」

「殲滅」で本当にいいんですか?

 

 

正義の法

正義の法

大川隆法・幸福の科学総裁の法シリーズ最新刊『正義の法』(幸福の科学出版刊)では、イスラム国と欧米の対立の本質を宗教的な観点からも解き明かしている。

パリ同時多発テロ以降、欧米による「イスラム国」への空爆が強化されている。

難民も排斥されているが、本当にそれでいいのか。

今、国際社会における「正義」のあり方が問われている。

 


contents

 

 

 

なぜ「イスラム国」ができたのか?

 オレンジ色の囚人服を着た人質を無慈悲に殺害し、民間人を標的にテロを起こす―。日本で報じられている「イスラム国」の姿は、極悪非道のテロ集団だ。

 しかし、なぜ中東からパリまで来て、死を覚悟してテロを行うのか。なぜ空爆されても活動をやめないのか。その理由はあまり注目されていない。

 イスラム国は、2014年にイスラム教スンニ派の指導者アブ・バクル・バグダディ氏がカリフ(イスラム国家の最高権威者)を名乗り、イスラム帝国の建国を宣言したことに始まる。国境を無視し、シリアとイラクにまたがる地域でみるみる勢力を拡大させた。

 

 

イラク戦争で民間人が犠牲に

2003年 イラク戦争

2011年 シリア内戦

2014年 イスラム国建国宣言

 ただその本当の発端は、03年のイラク戦争までさかのぼらなければ見えてこない。アメリカ主導の多国籍軍は、激しい空爆と地上軍でイラクに攻め入った。このときイラクの民間人も多数犠牲になっているが、ほとんど報じられていない。

 イラクを統治していたスンニ派のフセイン政権は倒れ、アメリカは、シーア派のマリキ氏を首相にしてイラクの再建を図る。

 しかし、シーア派のマリキ氏はスンニ派を激しく迫害。それに対する抵抗運動が数々の過激派組織を生んだ。イスラム国の前身となる組織もそのひとつだ。

 11年に米軍がイラクから撤退すると、マリキ政権はスンニ派の弾圧を強め、イラクは内戦状態に陥った。同じころ、隣国シリアでも内戦が始まり、激化の一途をたどる。そして14年、シリア内の力の空白に、イスラム国が生まれた。イスラム国の起源には、アメリカに敗戦し、占領された経緯がある。

 アメリカに敗戦し、占領された国が他にもある。そう、他ならぬ日本だ。

 

 

続きは2ページ目以降へ

 

 

次ページからのポイント

欧米から見た日本と「イスラム国」

インタビュー デービッド・ウィリアムズ氏 「アメリカは中東やアジアの国々の立場を理解していない」

「イスラム国」は悪魔ではない

 

 

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タグ: 2016年2月号記事  イスラム国  日本  アメリカ  殲滅  空爆  無差別爆撃  処刑  追放  悪魔  デービッド・ウィリアムズ  著名知識人  

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