2015年12月号記事

法話

宗教的・学問的観点から探究する「美」の世界

「新時代に向けての『美』の探究
―『幸福の科学大学創立者の精神を学ぶ2(概論)』第1章講義―」

2015年10月19日 HSU礼拝堂 ※本法話は精舎のみで拝聴できる。

芸術作品や優れた音楽など、歴史上、人類は美に対する憧れを抱いてきた。現代では、芸能界なども美の一部を体現しており、美のあり方も多様化しているように見える。

大川総裁は「美」をテーマに、自身が創設した高等宗教研究機関、HSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ、千葉県)で、累計2400回目の法話を行った。

あらゆる宗教、学問を研究対象とするHSUでは、「美」ひとつとっても、無限の探究テーマが生まれる。

大川総裁は、仏典に出てくる「美」のエピソードや哲学で探究されてきた「美」について解説。哲学において「真・善・美」は人間の精神活動にとって最高の理想とされ、プラトンは「真・善・美」とは、天上界のイデアを思い起こさせるものと考えた。だが、「美」とは何かについて具体的に示していない。

法話では、宗教建築で表現された「美」についても言及し、「 天上界の美を、何らかの形で、この世的に翻訳して見せようという気持ちが表れている 」と、宗教における美の意味を説いた。

他にも、「心境と美の関係」「美と経済力の関係」「美の民主主義化」といったテーマにも触れた。

質疑応答では、「数学と美の関係」「美の発展段階」「組織論における美」といった、今後本格的な研究対象になりそうな興味深いテーマも出た。

「美」の探究から、新しい未来が開けそうな期待が膨らむ。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

幸福の科学に関するお問い合わせは

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

Fax:03-5793-1713 : (24時間受付)

公式HP : happy-science.jp まで。