中国が領有権を主張する尖閣諸島について、拓殖大学の下條正男教授らの調査により、清朝が1600年代に作成した地図「皇輿全覧図(こうよぜんらんず)」に、同諸島が含まれていないことが判明した。中国が尖閣諸島を「日本領」と明記した地図はこれまでにも見つかっており、日本側の正当性がさらに裏付けられる形となった。産経新聞がこのほど報じた。

尖閣諸島のみならず、中国は、沖縄本島についても「中国固有の領土」と主張しているが、これは歴史学や遺伝学の見地から否定されている。さらに本欄では、中国の正当性のなさを、沖縄人のルーツから指摘したい。