UFO後進国

イギリスの統計研究会社You Govがこのほど、イギリス、ドイツ、アメリカで、「地球外生命体が存在すると思うか?」などの質問をする調査を行った。

その結果、イギリス人1751人中の52%、ドイツ人1171人中の56%、アメリカ人1000人中の54%が、「存在すると思う」と返答したことが分かった。

「宇宙人は遠すぎて交信できない」のか!?

地球外生命体の研究において、「フェルミ・パラドックス」という考え方がある。これは、「たとえ生命誕生の確率が低くとも、これだけ多くの星が宇宙に存在すれば、人類以外の生命は存在するはずだ。それなのに、なぜ彼らは姿を現さないのか?」という矛盾だ。

この矛盾に関した調査を行い、回答者にそう考える理由を3つ選択するよう求めたところ、以下のような結果が出た(複数回答のため、合計は100%を超える)。

  • 宇宙人は遠すぎて交信できない 58%
  • 地球の技術力が低すぎて交信できない 57%
  • 宇宙人は存在するが、彼らは地球と交信する意思がない 24%
  • 宇宙人の技術力が低すぎて交信できない 19%
  • 宇宙人は交信しようとしたが、それは人類文明が存在する前だった 19%
  • 宇宙人は交信しているが、政府が隠蔽している 17%
  • 宇宙人の文明は、地球と交信できるレベルに達する前に死滅している 6%

興味深いのは、多くの人が「宇宙人は交信しようとしていない」「宇宙人とは交信できない」と考えている点だ。

地球人の宇宙人への理解が必要

だが、巷のUFO目撃談が宇宙人の訪問であるならば、彼らはすでに地球に飛来していることになるだろう。もちろん、「それならば、なぜ正々堂々と姿を現さないのか」と考える人もいるかもしれない。

しかし、立場を変えて考えれば、もし地球人がある惑星を訪れ、未知の生命体を発見した場合、やはり、まずは自分の身の安全を守ることを優先させるはずだ。また、未知の生命体同士が争い、殺し合いをするような場面を見れば、彼らの前に積極的に姿を現わすことはしないはずだ。

地球人は、宇宙人やUFOまたはそれらしき存在と遭遇すると、相手を理解しようとする前に、まず身構えてしまうのが大半ではないか。もちろん、凶暴な宇宙人もいるので、優しくすることばかりが正しいわけではないが、まずは、地球人類が、「宇宙人は存在する」という共通の認識を持ち、「どんな宇宙人と付き合うべきで、どんな宇宙人とは距離を置くべきか」という知識を持たなければならない。

つまり、地球人の側に、宇宙人との接触に耐え得るだけの見識を持つことが必要だ。

そうした宇宙の知識・情報が詰まった映画「UFO学園の秘密」が、10月10日、全国の映画館で公開される。NASAをはじめとする海外の研究機関が知り得ない、重要な「宇宙の新常識」が詰まった内容だ。(中)

【関連サイト】

映画「UFO学園の秘密」公式サイト

http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

【関連書籍】

「UFO後進国ニッポン」の目を覚ます鍵が、ここに!

幸福の科学出版 『ザ・コンタクト』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1531

【関連記事】

2015年9月19日付本欄 「宇宙連合」は存在するのか!? 研究家・映画・HS情報を分析する

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10181

2015年8月31日付本欄 バチカンの神父「宇宙人は存在する」と公言 信仰と科学の両立が宇宙時代幕開けの鍵【UFO後進国日本の目を覚まそう!】

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10121

2015年9月号記事 UFO学園の秘密公開前企画 - あなたにもある? アブダクション体験 - 読者から届いた宇宙人遭遇体験の共通点とは

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9931