安保法制が可決した後も、同法案をめぐる偏向報道が問題視されている。一体、いつから日本のマスコミはこうなってしまったのか。

実は、明治時代の言論人は、見識や教養、先見性の高さにおいては、現代人を凌駕していた。例えば、福澤諭吉や福地源一郎、陸羯南(くが・かつなん)などは、日本の教科書に掲載されるほどだ。現代ジャーナリストの中で、教科書に載るぐらいの影響力を持つ人物はいるだろうか。

そんな明治時代のマスコミ界では、宗教界が大きな役割を果たしていたことはあまり知られていない。