※綾織次郎ザ・リバティ編集長は、2016年4月に新設されるハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)「未来創造学部」では、ビジティング・プロフェッサーも務める。

政治や経済を一から勉強したい!!

そんな方のため、本コーナーでは綾織次郎ザ・リバティ編集長が、政治経済の「そもそも」を解説していきます。

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4~6月期の経済成長率が、1.6%のマイナス成長に陥ったことが、発表されました(速報値)。消費が減っていることが、主な原因です。

昨年4月に消費増税したとき、政府は「増税の影響は、1年もすれば消える」と言ってきました。結局、それは嘘でした。

苦しい生活に追い討ちをかけるように、増税ラッシュが続きます。今年は「相続税」が引き上げられ、マイナンバー法が成立、消費税10%への増税も秒読みです。

日本人は、こうした税金のあり方について、根本から考え直さなければなりません。

前回は「企業家の役割」について、二宮尊徳の生涯から考えました(リンク参照: http://the-liberty.com/article.php?item_id=10136 )。第3回の今回は、「経済における、政府の仕事」について考えていきます。税金や、規制に関する話です。