UFO後進国

神の存在に加えて「宇宙人は存在する」と公言する神父がバチカンにいる。

NASAが7月、地球にそっくりな惑星ケプラー452bを発見したことについて、バチカン天文台所長で、神父であるジョゼ・フネス氏は、地球外惑星に生命が存在する説を強固にするものであるとの考えを語った。このほど英デイリーメール紙が報じた。

「地球外生命体は聖書に矛盾しない」

今回の惑星の発見について、フネス神父はバチカンの日刊紙「オッセルヴァトーレ・ロマーノ」で、「我々の銀河には1000億以上の惑星がある。これまで発見された太陽系外惑星の数を考えても、少なくとも潜在的に生命が発達した惑星があるはず」と指摘。近い将来、未知なる文明の地球外生命体との遭遇があると語っている。

フネス神父はアルゼンチン出身で、母国のコルドバ国立大学で天文学を学び、修士号を持っている。宇宙情報に関して、科学と信仰の両方の立場から語ることができる点で、興味深い指摘だ。

また、フネス神父の「宇宙人発言」は今回に限ったことではない。2008年にも、「地球外生命体の存在はカトリックの教義や聖書に矛盾するものではない」と、宇宙人と信仰との関係について発言している。

千葉県の「UFO遭遇事件」を霊的に調査

未知なる宇宙人の存在については、「証拠がない」「証明できない」ため、にわかに信じられない人も多いかもしれない。

そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は、スピリチュアルな方法で、宇宙人は厳然として存在し、その種類や特徴も多種多様であると明らかにし続けている。

大川総裁の近著『THE FACT異次元ファイル』では、千葉県の九十九里浜で起きた「UFO遭遇事件」の真相を霊的に調査した結果が所収されており、ある宇宙人が地球に来た理由が明かされている。

大川総裁がその宇宙人の声を「霊的」に聞いたところ、宇宙人は「 人間の一生についての生態分析をしているので、自分たちの予想したことと、その後どうなっていくのかを観察して、記録をつけている」「(宇宙人は)小さなところも入れると、たぶん五百種類ぐらいまで来ている 」と、地球に来た目的の一部などを語った。

カトリックではかつて、宗教が科学を迫害した歴史がある。しかし、本来神仏が創造した未知なる世界を探究する科学と、神仏に対する信仰は相反するものではない。フネス神父の発言からも分かるが、宇宙人が存在することはもはや常識になりつつある。信仰心をベースにした、科学の発展こそが宇宙時代幕開けの鍵であろう。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『THE FACT 異次元ファイル』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1524

幸福の科学出版 『「宇宙の法」入門』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=99

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