《ニュース》

ミャンマー国内では、国軍のクーデターに抵抗する市民による抗議デモや職務のボイコットなどの不服従運動が続いています。クーデター発生から18日までに、国軍による弾圧の犠牲者は1000人を超えました。

《詳細》

ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」の発表によると、死者は1006人、逮捕・収容されている人々は5730人に上ります。今年2月1日の軍事クーデターから半年以上が経過する中、軍はより熾烈な弾圧を加えるケースが起きています。

例えば、ミャンマー北西部のガザイン管区では7月、市民の武装グループのメンバーや、その支援者と疑われて拘束された40人余りが、森の中で遺体となって発見されました。

AAPPは声明で「国軍は権力を持ち続ける限り市民を殺害し続ける。さらに国家の未来や人々の民主主義への望みをも踏みにじる」として、国際社会に軍政を認めないよう改めて呼びかけました。

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