複数のカメラを手に撮影する藤倉氏。
幸福の科学に対する嫌がらせを続けるフリーライター・藤倉善郎氏が3月29日、東京都内の教団施設近くに姿を現し、写真や動画の撮影を繰り返すなど、約1時間にわたって迷惑行為を続けた。
この日は、東京都から「外出自粛要請」が出ており、雪も降っていた。藤倉氏はわざわざ嫌がらせのためだけに施設近くに訪れたわけだが、彼の異常性が際立つ出来事だった。
藤倉氏は、2018年に都内の別の教団施設に建造物侵入した罪で起訴され、裁判で争っている。現在は「刑事被告人」の身である。
「マスクを無料配布する」と呼びかけて人集め
もともと藤倉氏は、ブログやツイッターなどを通じ、不特定多数の人に向けて、3月29日に教団施設近くに集まって「桜を見る会」をやろうと呼びかけていた。
この会に人を集めるために、藤倉氏はブログに「新型コロナウイルス対策として先着10名にマスクを無料配布する」などと記している。そうまでして「嫌がらせ」を行いたいという執念から、異常性がうかがえる。
その後、新型コロナの感染拡大を受け、東京都が「外出自粛要請」を行うと、仲間と思われる人々から「不参加」の書き込みが相次ぎ、藤倉氏は「桜を見る会」の中止を発表。
しかし、藤倉氏は3月29日、雪の降る中、わざわざ一人で教団施設近くに現れ、カメラで写真や動画の撮影を続け、嫌がらせ行為を繰り返した。
「単なる宗教荒らしであることは明らか」
現場に居合わせた、教団職員はこう語る。
「藤倉氏は『桜を撮っている』と言いながら撮影していましたが、そもそも私たちが制止することを前提にした嫌がらせです。その様子をインターネットでアップしていますが、単なる『宗教荒らし』であることは明らかです」
藤倉氏は昨年9月にも、都内の別の教団施設前で、仲間とともに信仰を冒涜する違法デモを行い、その様子をYouTubeで流している。繰り返し嫌がらせをして喜んでいる「愉快犯」である。
藤倉氏は、神仏の存在を否定し、唯物的な価値観こそ真実だと思い込んでいるのだろう。
だが、世界に目を向ければ、仏教やキリスト教、イスラム教などにおいて、神や仏を信じ、目に見えない世界の真実を探究している人々はたくさんいる。
そうした高邁な人間の精神の発露に対し、謙虚になるべきだろう。宗教や信仰を冒涜する行為は罪である。
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