プーチン大統領は、ヒトラーか、あるいは、悪魔なのか?

ウクライナのクリミア併合に踏み切ったロシアを非難し、経済制裁を始めている米欧諸国。プーチン氏を危険視し、「帝国主義」「侵略者」などと非難する声は鳴り止まない。

一方、ロシア国内でのプーチン氏の支持率は8割を超え、クリミアでの住民投票では、9割以上がロシアへの編入に賛成票を投じた。国内で圧倒的な支持を得ているプーチン氏だが、こうした情報についても米欧メディアは「ロシアメディアは政府の統制下にある」などと、有権者の意思を認めようとしない。

ひるがえって、政治・経済の両面で、ロシアとの関係強化を進めてきた日本の安倍晋三首相は、ロシアへの強硬な制裁には乗り気でない。過去5回の首脳会談で、北方領土問題の解決に向けて歩み寄りが見られる上、共通の脅威である中国への包囲網づくりの一環としても、関係強化が重要なためだ。ただ、米欧との協調も避けられない日本は、外交面での難しい舵取りを迫られている。

いずれにせよ鍵になるのは、プーチン氏の、一連のウクライナ問題における意図がどこにあるかだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は4月18日、プーチン氏の潜在意識である守護霊を呼び出し、その本心を語らせた。その内容を収録したのが、5月1日に発刊された『プーチン大統領の新・守護霊メッセージ』だ。プーチン氏の霊言収録は、大統領に就任した2012年3月に続き、2回目となった。

質問者から、クリミア併合の意図について聞かれたプーチン氏の守護霊は、弱小連合であるEUに、経済的に衰退しているウクライナを救う力がないことを指摘。一連の行動は、あくまでウクライナ経済の救済のためであると説明した。また、強力なリーダーシップを持つ自身について「いい独裁者」であり、侵略の意図は持っていないと語った。

さらに、日本との懸案である北方領土についてプーチン氏の守護霊は、日本の出方によっては、全島を返還する意志があるとした。そして、それが国際的な脅威から日本を守ることにつながることを示した。

米欧がこのまま厳しい経済制裁を続けて、「ロシア包囲網」を強化すれば、ロシアは経済的にも中国との結びつきを強めざるを得なくなる。中国の軍事的台頭を防ぐためにも、日本は米欧と協調しつつ、ロシアとの関係を深めていくべきなのだ。新しい時代に、ロシアとどう付き合っていくか考えるにあたり、必読の一書だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『プーチン大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1148

幸福の科学出版 『「忍耐の時代」の外交戦略 チャーチルの霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1126

幸福の科学出版 『オバマ大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1147

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