3.11の東日本大震災時に首相を務めていた民主党の菅直人氏が、台湾訪問の際に予定している原子力発電所の視察を発電所側から断られていたことを、6日付の現地紙「自由時報」が報じた。

記事によると、菅氏は、台湾の反原発を主張する市民団体「地震国告別核電・日台研究会」に招かれ、今月12日から15日にかけて訪台する予定となっている。菅氏は訪台の中で、反原発デモに参加したり、原子力政策について講演する。原発を視察する予定もあったが、今回、発電所側が、この視察を断った。

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