人気作家・山田悠介氏が2008年の小説『その時までサヨナラ』(文芸社)で、福島の大地震と津波を描いていたことは、8月5日付け本欄で述べた。だが、同氏の2009年の小説『ニホンブンレツ』(文芸社)には、さらに衝撃的な未来が描かれていることをご存じだろうか。

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