2013年度版の中小企業白書によると、2010年の日本の開業率は4.5%と、アメリカの9.3%、イギリスの10.2%に比べ半分程度だ。日本政府は開業率を2020年に10%に上げることを目指して、ベンチャーが資金を調達しやすくする仕組みについて制度改正を始めている。

日本ではベンチャーを支援したい投資家の数は十分あるものの、「投資先が少ない」(独立系ベンチャーキャピタリスト)、つまりベンチャー起業家の数が不足しているのだ。

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