中国の胡錦濤国家主席は29日、同国を訪問しているスーダンのバシル大統領と会談し、石油開発など経済協力の強化を約束した。バシル大統領は、反政府勢力の反乱を契機に起きたスーダン西部のダルフール紛争で、国際刑事裁判所(ICC)から戦争犯罪などの容疑で逮捕状が出ている。それに対して、バシル大統領は欧米との対決姿勢を崩しておらず、胡主席も今回「スーダンへの友好政策に変化はない」と述べており、両国の関係はさらに深まりそうだ。

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