《ニュース》

南西諸島有事をめぐり、自衛隊が部隊を展開させて臨戦態勢を取るまでに、2カ月以上の時間がかかるという外交・安全保障のシンクタンクのシミュレーション結果を、産経新聞が23日に報じました。

《詳細》

シミュレーションを行ったのは、「日本戦略研究フォーラム」です。南西諸島で有事が起きた場合、陸上自衛隊が同地に展開するのは、3つの段階に分かれます。まず、数千人規模の即応機動連隊が展開し、数万人規模の主力部隊である旅団や師団が輸送機などで駆け付けます。その後、増援部隊がやって来る、という考え方です。

しかし、第一弾の即応機動連隊は「3日以内に展開する」という建て付けになっているにもかかわらず、法規制や輸送能力の問題などにより、それが困難であることが判明。さらに第二弾の主力部隊に至っては、1カ月以上かかり、最悪の場合は2カ月以上も要すると見込まれています。

つまり現状の防衛体制では、有事に間に合わない可能性が極めて高いことが分かりました。

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