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中国が秘密裏に核戦力を拡大していることについて、米シンクタンク「国際評価戦略センター」の専門家が、中国は将来的に3000発以上の核弾頭の所有を目指しており、アメリカが今すぐにでも対抗措置を取らなければ、数年後にも中国がアメリカを核で恫喝する可能性があると、大紀元(8日付電子版)の取材に答えました。

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中国の核戦力は現時点でどれくらいあるのかは不明であり、核の弾頭数は約350発ではないかと推定されています。

中国の戦力は、アメリカやロシアと比べて数が少ないため、取るに足らないものとして評されがちです。しかし、中国が新疆ウイグル自治区などで建設を進める大陸間弾道ミサイル(ICBM)約250基が完成すると、サイロに納まるICBMの戦力はロシアを超え、アメリカの半分を少し超えることになります。

米ヘリテージ財団のアナリスト、パティ・ジェーン・ゲラー氏は記事の中で、「大半のアメリカ人は、強い軍事力でアメリカを威圧できる中国と共存してもいいとは思わないだろう」と警鐘を鳴らします。そして中国は、巨大な核戦力を持つロシアと手を組めば、台湾防衛で接近する米軍を阻止できるとしました。

国際評価戦略センターのリック・フィッシャー氏は、アメリカがすぐにでも対抗措置を打ち出さない限り、早ければ2020年代半ばにも、中国はアメリカを「核によって威圧」してくる可能性があるといいます。

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