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中国の公船が今年元日から5日まで5日間連続で沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域を航行しています。

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中国公船は昨年、333日間にわたり同水域を航行。これまで最も多かった2019年の282日を51日間上回り、12年9月の日本政府による国有化以降、最多となりました。

4月から8月にかけての接続水域の連続航行日数は111日間。10月には領海への連続侵入時間が57時間39分にわたって、公船が領海へ侵入。無線で日本漁船に領有権を主張し、海域からの退去を求めました。

最近は公船の大型化や、機関砲のようなものも搭載されているなどの武装化に加え、日本漁船を追尾するなどの動きも頻繁に見られます。2020年の5月から12月には、日本の漁船への接近が8件に上りました。

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