ニューヨークタイムズ電子版に、最近の科学の話題として1022種類の単語を理解できる犬の記事が出ている。「彼女」は、米サウスカロライナ州に住む心理学者に飼われているボーダー・コリー種のメス犬チェイサー。1022という語彙数は犬としては例のないもので、近々テレビ番組にも取り上げられるという。

チェイサーが識別できる1022語は基本的に「固有名詞」で、おもちゃなどに一つひとつ名前をつけたもの。だが、たとえば「ボールをとって来い」という命令も理解することができるなど、普通名詞も学べることがわかっているという。これは一段、抽象度が上がっていることになる。飼い主は次はチェイサーに、より抽象度の高い「文法」を教えることを試み、犬と人間のコミュニケーションの進歩に役立てたいとしている。

現代科学は否定するだろうが、幸福の科学が説いている霊的知識によれば、動物たちにも魂がある。彼らも人間同様、何度も生まれ変わりを繰り返しながら魂の経験を積んでいる。その過程で、人命救助犬のように人助けをして徳を積んだり、目に見えないもの(たとえば人の心)に対する認識力が上がったりすれば、ある段階で人間の体に宿ることができる。つまり魂が人間に進化するのだ。

チェイサーの魂も、言葉の学習などを通じて人間に近い思考ができるようになれば、将来、人間として生まれても不思議はない。(T)

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