国会の国防部会でこのほど、佐藤正久参議院議員が、アメリカのレーザー兵器開発について紹介した。レーザー兵器は世界各国が研究しており、アメリカは昨年夏、射程1.6キロメートルほどのレーザー兵器を輸送揚陸艦「ポンセ」に搭載。ペルシア湾で試験を始め、2020年には実戦に投入されるという。
将来的にはレーザー兵器は核ミサイルの無力化など、防衛力強化につながることが大いに期待されている。長距離ミサイルを多数配備する国と隣り合う日本にとって、興味深い技術だ。まるでSFのようにも聞こえるが、どの程度まで実用化に近づいているのかを見てみたい。