2010年12月号記事

新宗教──その内側で行われている本当のこと

日本には18万以上の宗教法人が存在するという。

その信者数を合計すると2億人を上回り、国民1人当たり1~2つの宗教団体に入信していることになる。

日本はなんと信心深い国なのかと思うが、神社本庁が初詣客まで信者と見なすことがあるように、その実態は定かでないところがある。

昨年、幸福の科学を母体として立党した幸福実現党が話題になったり、政治家やマスコミが新宗教の動向を常に注視していることから分かるように、新宗教は社会的に巨大な存在となっている。

ところが、ある民間リサーチ会社の調査によると、本特集で取り上げる新宗教の主要5教団について、その活動内容まで知っている人は20数パーセントしかいない。

マスコミ報道は、票やカネや事件、スキャンダルなど、一定の切り口からしか伝えないので、宗教の中身は分からないのだ。

そこで、まさに「業界」内にいる本誌編集部が、新宗教の実情を取材し、読者の疑問に答えたい。

[3]ページ 幸福の科学

[4]ページ 真如苑

[5]ページ 統一教会

[6]ページ 創価学会

[7]ページ 立正佼成会