「移民受け入れ」をするべきかを巡る議論が、今後ますます活発になりそうだ。

政府は不足する労働力を補うため、外国人を「技能実習制度」でより多く受け入れる。今国会でも、関連法案の成立を目指している。

また、4月18日付朝日新聞が発表した世論調査結果が話題になった。

「永住を希望して日本にやってくる外国人を、今後、移民として受け入れることに賛成ですか。反対ですか」という質問に対して、移民に賛成が51%、移民に反対が34%。賛成が反対を上回った。

アベノミクス挫折の背景に「人口減少」

この「移民受け入れ」は、株高以外に成果を挙げられず、行き詰まり感のあるアベノミクスの"次の手"になりうる。