ネパールで25日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震による死者は、29日時点で近隣国を含め5100人を超え、負傷者も1万人を超えた。今回の首都直下型地震の震源は、首都カトマンズから北西77km付近で、同国で81年ぶりの大地震となった。依然として被害状況が分からない地域も多く、ネパールのコイララ首相は「死者が1万人に達する可能性がある」と述べている。

ネパールの人口は約2700万人だが、国連は、その3割を占める約800万人が被災したと発表。被災地では、多くの人がテント生活を続けており、水や食料の不足が深刻になっている。国連によると、ネパールで約140万人が食糧支援を必要としているという。

現場では情報が錯綜しており、現地紙カトマンズ・ポスト(電子版)は29日付の社説で、「ネパール政府は現場がどう動いているかの情報を効率的に共有できていない」と、外国の救助隊も続々と現地入りする中での政府の対応を批判している。

目には見えない天使や菩薩たちも活動している

大川隆法・幸福の科学グループ総裁は29日、福島県郡山市で「天使は見捨てない」という法話を行った。大川総裁は法話の中で、「今、ネパールでは仏教系の諸菩薩たちが、一生懸命、天上界から救援している。肉体的には救えない人も多いと思うが、天使軍団もそうとう頑張って、活動していることを知ってほしい」と、目には見えない世界からの救済の思いを伝えた。この法話は、全国の幸福の科学の支部・精舎で、5月1日からビデオで視聴できる。

今回の震災で亡くなった方に心よりお悔み申し上げるとともに、諸菩薩たちの導きによって、一人でも多くの魂が救済されることを祈りたい。そして、負傷・被災されている方には、一刻も早い医療処置、食糧物資、安全な住居の提供がなされ、心と体の傷が癒されることを願いたい。

幸福の科学グループも震災直後から現地支援に取り組んでいる。カトマンズにある幸福の科学ネパール支部精舎は、避難所として近隣の百数十名の被災した方々を受け入れた他、日本や近隣諸国の支部からは、食糧などを輸送している。

また、幸福の科学グループは、緊急支援資金「ネパール地震緊急支援金」を募っている。当面は食料、医薬品や日用品など救援物資の支援を実施しつつ、被災地の復興に向けても支援をしていく予定だ。詳しくは、以下のHPにアクセスを。(泉)

幸福の科学公式ホームページ ネパール地震緊急支援のお願い

http://info.happy-science.jp/2015/13328/

【関連書籍】

幸福の科学出版 『逆境の中の希望』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=25

幸福の科学出版 『信仰のすすめ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=136

【関連記事】

2015年3月11日付本欄 幽霊は「癒やし」ではない 3.11に考える本当の慰霊・鎮魂

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9317

2014年9月24日付本欄【終活論(2)】「供養」のスピリチュアルな真相とは?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8488