2015年6月号記事
The Liberty Opinion 4
神社仏閣に油?
聖なるものへの冒涜は許されない
2月以降、京都や奈良の寺社などで、油のような液体がかけられる被害が相次いでいる。国宝である東大寺の建物や仏像などにも、油がまかれたような跡が見つかっている。
各地の警察は、文化財保護法違反や、器物損壊などの疑いで捜査している。 しかし、本来、礼拝所などを汚す行為は、宗教的見地から礼拝所不敬罪で罰せられるべきだ 。
例えば、敬虔な上座部仏教の国であるミャンマーでは、仏陀を侮辱する行為を行うと、国外退去や懲役刑になることもある。3月にも、仏像がヘッドホンを付けている広告を作成、使用したニュージーランド人ら3人が、宗教侮辱罪で懲役2年6カ月の判決を受けた。
このように聖なるものを汚す行為を罰するのは、世界の常識である。










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