米グーグル社の提供する検索サービスのトップページのロゴが21日、恐竜の首のような何かを水面から突き出した、潜水艦となっていた。

このデザインは、英スコットランドのネス湖にいるという、未確認生物「ネッシー」だ。ネッシーを写したと言われる中で最も有名な、「外科医の写真」が1934年4月21日に発表されたことにちなんでいる。

潜水艦となっているのは、撮影関係者が亡くなる直前に、おもちゃの潜水艦に恐竜の首をつけたものと暴露していたからだ。そのため「ネッシーなんていない」と考える人もいる。

ただ、この他にも様々なネッシーの写真がある。すべてがおもちゃを写したものとは思い難い。

様々な写真・目撃証言のあるネッシー

ネス湖の水の透明度は低く、何かが隠れていてもすぐには分からない。ネス湖周辺には6世紀ごろから巨大な水生怪物がいるという伝説があったが、山奥ということもあり、訪れる人は少なかった。道路が整備された1933年頃から目撃証言が増え、外科医の写真が撮られたのは翌年の1934年。その後、様々な目撃証言があり、写真も撮影されてきた。

ネッシーに世界中から関心が集まり、1980年代には熱心な研究者が漁船を何艘も使って湖全体をソナーで探索したが、ネッシーの正体は確認されなかった。今も、カメラで湖面を24時間監視するプロジェクトや、観光を兼ねた遊覧船での観察会が催され、時折それらしい写真や動画が撮影される。

ネッシーは宇宙人の潜水艦!?

結局、ネッシーの正体は何なのだろうか。大川隆法・幸福の科学総裁が2012年にネス湖を遠隔透視してネッシーを調査すると、ネッシーと疑われるものには何種類かが存在することが判明した(『遠隔透視 ネッシーは実在するか』所収)。

そこで発見されたのは、生物では巨大なサメ型の生物や、カメのような生物。さらには、宇宙人がカムフラージュのために作ったという恐竜型の潜水艦もあった。ネス湖で科学調査が行われる際には、巨大な生物を追い立てて隠すため、発見されてこなかったらしいことも分かった。

グーグルの検索トップページのロゴは、潜水艦の中に奇妙な姿をした3体の生き物がおり、動力のために自転車を漕いでいるものだが、意外と実態に近いのではないか……。

探すたびに巨大生物が隠れてしまうのでは、今後、ネッシーを探す際には一層の工夫が必要になる。どのようなものがいるのか、宇宙人の目的は何かということは、同書を確認してほしい。(居)

【関連サイト】

2015年秋公開映画「UFO学園の秘密」公式HP

http://ufo-academy.com/

【関連書籍】

幸福の科学出版 『遠隔透視 ネッシーは実在するか』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=934

【関連記事】

2014年10月号記事 NHKへの公開質問状 なぜ超常現象を否定したいのですか?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8327

2013年6月25日付本欄 ネッシーの存在めぐりネス湖で大論争 地元観光業界を二分

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6239