2015年5月号記事

The Liberty Opinion 4

中国がGDP成長目標値を引き下げ

マイナス成長の可能性も

中国の全国人民代表大会(全人代=日本の国会に相当)が3月、北京で開かれ、 2015年の国内総生産(GDP)の成長目標値が7・5%から7%前後へと引き下げられた

李克強首相は「経済発展は新常態(ニューノーマル)に入った」と経済の成長鈍化を示唆。今年は中国の安定成長、経済再編にとって極めて重要な年になると強調した。

14年のGDPは実質換算で前年比7・4%増となったものの、24年ぶりの低水準を記録。 中国経済の雲行きが怪しくなっている