長距離走が大の苦手で、300メートルもまともに走れない状態から、1年後にはフルマラソンをギリギリ完走(?)した筆者によるランニングのススメ。今回は2回目です。

前回は、ランニングは仕事と勉強に効果的であることをお伝えしました。今回は、「初心者のためのランニングの始め方」をお届けします。

まずはゆっくり、無理をしないで走る

ランニングというと、学生時代の「校内マラソン大会」を思い出し、「気合」と「根性」というキーワードが頭をよぎる人も多いかもしれません。かく言う私も、マラソン大会は苦痛で、いつも最後尾から数えた方が早い順位に甘んじていました。

しかも、最初、学生時代のマラソン大会のペースで走り始めたところ、300メートルで息が上がってしまいました。その上、股関節を傷めて翌日は歩くのも辛い状態に。こうなっては、まったく意味がありません。

健康維持と、仕事と勉強にプラスの効果をもたらすことを目的とするなら、心地よいと感じるペースで走ることが大事です。

では、どういう走り方がよいのか。