「美人すぎる党首」で知られる、幸福実現党党首の釈量子氏が、著書『太陽の昇る国』を建国記念の日の11日に発刊した。

上智大学名誉教授の渡部昇一氏や、中国軍事評論家の平松茂雄氏、株式会社エース代表取締役社長の北野秀雄氏、香港民主党初代党首の李柱銘(マーティン・リー)氏など、そうそうたる顔ぶれとの対談集だ。街頭演説の様子などを収録した、特典映像のDVDもついている。カラーページも充実しており、街頭演説や戸別訪問、講演会、党内部での会議、個人授業などの場面での、さまざまな表情を見ることができる。

渡部昇一氏との対談では、戦後の日本の自虐史観について、東京裁判の根拠を作ったマッカーサーの「日本の戦争は自衛のためだった」という発言や、日本の軍律が厳しかった点などについて触れつつ、日本の誇りを取り戻すために何をすべきなのかについて語り合った。

平松茂雄氏との対談では、中国の軍事的拡張の歴史やその狙いについて語り合い、日本国民に中国の意図を知らせていくことが必要であると締めくくっている。

昨年12月に発刊した前著『命を懸ける』では、なぜ宗教政治家が必要なのか、なぜ自身が政治家を志したのかなど、深い哲学や学識などの釈党首の「中身」が垣間見られた。読者の感想には、「人権問題等に具体的に動いている人の話なので、説得力があった」「まえがきから感動!」という声が並ぶなど、その評価は高い。

今作では、幸福実現党財務局長の七海ひろこ氏と同党兵庫県本部副代表の湊侑子氏との鼎談も収録しており、釈党首の人柄はもちろん、党としての普段の活動の様子などを知ることができる。有権者の様々な声をどのように感じ取っているのか、そして、実際に国会に議席を得た場合、どのような政治を行っていこうとしているのかというイメージもわいてくる。

美しい選挙ポスターや、雄々しい街頭演説からは見えてこない、「幸福実現党が政権を取ったら、何をするのだろう」という疑問に答える一冊となっている。(居)

【関連書籍】

幸福実現党刊 『太陽の昇る国』 釈量子著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1403

幸福実現党刊 『命を懸ける』 釈量子著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1351

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2015年3月号記事 釈量子の獅子奮迅 [第30回] - 日本の政治家に「道」はあるか?

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2014年12月8日付本欄 幸福実現党の釈量子 「女性の活躍って何?」 唯一の女性党首の問い

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