「宗教は科学的じゃない」「宗教に入信するのは考えるのをやめた人、頭が悪い人」「神はいるというならば存在を証明してみせろ」――。

こんなふうに、科学を引き合いに出して宗教を批判する人は多いでしょう。近年では、ある科学者が書いた『神は妄想である』という本がアメリカでベストセラーになるなど、無神論に拍車がかかっています。

しかし、歴史を振り返ると、一流と呼ばれる科学者の多くは、宗派を問わず何かしらの信仰を持っています。ここでは、一流の科学者が語る信仰の言葉に焦点を当て、彼らの信仰観に迫っていきましょう。