12月14日の衆院選投票日に向けて、多くの政党が政策やマニフェストを公開しています。風見鶏のように変わる各政党の主張の中で、一貫して同じ政策を掲げ、その主張が次々と現実になっている政党があります。それが幸福実現党です。
2009年の幸福実現党立党当時のマニフェストには、いまの日本に必要な政策の数々が掲載されています。
まず、もっとも強調していた問題の一つが安全保障政策。幸福実現党は2009年の時点で、オバマ政権下のアメリカが弱体化・左傾化して、「世界の警察官をやめる」だろうと主張してきました。
その後、アメリカはイラクやアフガニスタンから撤退し、シリアのアサド政権が20万人もの市民を虐殺するのを座して見ているだけでした。さらに、自らが傍観者であることを正当化するかのように、2011年9月、オバマ大統領は「アメリカは世界の警察官ではない」と発言しました。