イギリスのマックルズフィールド上空で、"スーパーマン"が飛行機の横を飛んで行ったと、デイリーメール紙他、イギリス紙が伝えた。

地元紙のマックルズフィールド・エクスプレスによると、この目撃事件は、6月13日午後1時半ごろのこと。エアバス320が、マンチェスター空港に向かっているとき、高度約1000メートルのところで、どこからともなくフライング・ヒューマノイドが現れたという。そして、機体より60から90メートル上空の左斜め前から機体の左側に降りてきたらしい。パラグライダーのキャノピー(翼の部分)などはなく、まさに人が飛んでいたようだ。

当時、空は晴れあがり、視界は良好。しかも、パラグライダーやパラシュート、気球も飛んでいなかった。ハンググライダー・パラグライダー協会は、「当時の天候の状況では、その一帯を単独で飛ぶのは不可能」とコメント。管制塔のレーダーには何も映らなかった。

航空機のニアミスなどを調査するイギリスの機関UK Airprox Boardは、これは未解決事件であることを認めており、さっそくメディアは"マックルズフィールドのスーパーマン"と名付けた。

実は、このようなフライング・ヒューマノイドは、他の国でも目撃されている。"スーパーマン"なら接触事故は起こさないだろうが、こういうニアミスを調査する機関は、フランスやアメリカにもある。フランスの国立宇宙研究センターの内部組織であり、UFOの研究・調査を行っているGEIPANが、7月8,9日に、パリでUFOニアミスに備えてその調査・分析方法などのワークショップを行っている。

そこでは、アメリカのNARCAP(UFOニアミス研究の非営利団体)代表のリチャード・ヘインズ博士が、パイロットや管制官のためのUFO目撃時の有用なリサーチ方法について発表している。博士は、元NASA研究者で、過去50年間の3400を超える膨大なパイロットや管制官のUFO目撃のデータを所有している。

UFOテクノロジーを利用すれば、人も飛ぶかもしれない。というより、もしかすると、飛ぶ"ヒトガタ"がいるのかもしれない。飛行機に乗るときは窓の外に要注意である。(純)

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2012年6月号記事 山口敏太郎 のエックス-リポート 【第2回】

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