2014年12月号記事

法話抜粋レポート

マーケティングは現代における「孫子の兵法」

「実戦マーケティング論入門」

10月13日 幸福の科学教祖殿大悟館

ビジネスで不可欠とされるマーケティングの概念や方法を、体系化した本は多い。しかし、実践経験のない人が理論的に書いたものは、「机上の空論」になりがちだ。大川総裁は、実践に生かせるマーケティングのポイントを、豊富な経営経験に基づいて語った。

「戦わずして勝つ」競争戦略

大川総裁はマーケティングの定義として、経営学者ピーター・ドラッカーの「販売を不要にすること」という有名な言葉を紹介。 「お客様が今、何を求めているのかという情報をキャッチして、それに合うものがあるかどうかを考えること」 の大切さについて、洋服店を例に取り、来店から購入までのプロセスに沿って具体的に解説した。

マーケティングでは、人が自然に買いたくなるものをタイムリーに提供することも必要だ。大川総裁は、豊臣秀吉の備中高松城への水攻めで使った「土嚢」や、クリスマス商戦などに触れながら、タイミングよく「仕掛け」をした事例を様々に紹介。その成功の鍵は、過去の統計などの情報を集め、いつ、何が必要とされるかの予測だとした。

大川総裁はこうしたマーケティングは、孫子の兵法と極めて近いと述べる。孫子も、軍事戦略を立てる前提として、気象や地形、敵の戦力を十分に知るべきだと述べている。戦いの知恵はビジネスにも通じるものだ。

また、成功した事業はすぐに真似される。この熾烈な競争も、ビジネスと戦争が似ている点だ。大川総裁は、その中を生き残る戦略についても、 「戦わずして勝つ」 という孫子の言葉を引用して、解説した。

経験に裏づけされたマーケティング論は、現代の兵法として多くの人の参考になるだろう。

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