2014年11月号記事

そもそも解説

中国バブルはなぜ潰れない!? 恐ろしい「習近平の経済学」

「明日にでも崩壊する」かのような

騒がれ方をしている中国経済。

この先、どうなるのでしょうか。

分かりづらい「バブルの構造」や、

「中国経済の考え方」について、

専門家のインタビューを交えて解説します。

(編集部 山下格史、馬場光太郎、飯田知世)

シャドーバンキング? 闇金のコト? 本誌P.54


中国バブルは深刻だね。(詳しく知らないケド) 本誌P.56


共産主義 毛沢東主義 資本主義……
さっぱり わからない……。 本誌P.58


中国のアフリカ進出。何か問題でも? 本誌P.59


中国が戦争? 経済が大変でそれどころじゃないでしょう? 本誌P.60

中国経済って、強いのでしょうか。弱いのでしょうか。

近年、世界第2位の経済大国にまで急成長。中国企業はアジア、アフリカ、ヨーロッパに、どんどん進出しています。

一方で、「バブル経済が崩壊する」という指摘もあります。ゴーストタウンが増え、「中国の不動産価格が下がり始めた」というニュースも流れています。バブルが崩壊して失業者や倒産が増えれば、各地で反政府運動が起きて一党独裁体制が崩壊する、という見方もあります。

中国経済の行方は、日本の未来に大きな影響を与えます。中国と取引のある企業は多く、尖閣諸島の危機をはじめ、政治的にも、目を離すことができません。バブル崩壊をきっかけに、体制ごと崩壊して、民主化してくれるといい──。そんな期待もしてしまいます。

知っているようで知らない、中国の経済、政治の行方について、見ていきましょう。