中国の習近平国家主席が南アジアを歴訪中だ。11日~13日にはタジキスタンを訪問し、14~15日にはモルディブ、16日にはスリランカを訪れ、17日からインド入りした。
習氏は、11日~12日にはタジキスタンの首都ドゥシャンベで開催された上海協力機構(ロシア、中国、中央アジア諸国で形成される協力会議)に参加し、プーチン大統領との会談(11日)や中国・ロシア・モンゴル首脳会談(12日)を行っている。
一方、安倍首相は9月1日にインドのモディ首相と会談し、6日にはバングラデシュ、7日にはスリランカを訪問したばかり。今、インドとその周辺国への影響力拡大を巡って日中の外交戦が繰り広げられている。