安倍晋三首相は、第2次安倍改造内閣の副大臣・政務官を4日任命した。今回の人事異動で、公明党の石川博崇参議院議員の防衛大臣政務官就任が発表された。公明党議員が就任するのは、2001年に副大臣・政務官制度が始まって以来初めてのこと。4日付日経新聞電子版によると、今回の就任には、公明党が集団的自衛権の関連法案の立案過程に関与し、政府内の動きをチェックするという狙いがあるという。

しかしこの人事異動は、安倍内閣の国防政策を危うくするのではないだろうか。