アメリカのミズーリ州ファーガソンで9日に起きた、白人警察官による黒人青年の射殺に端を発した暴動がとまりません。暴動を鎮圧するために、ニクソン州知事は、18日に州兵を派遣。オバマ大統領も自制を呼びかけるなど、全米が大きく揺れています。

そもそもの発端は、帰宅途中の黒人男性が、地元の白人警察官1人と言い争いになり、警察官に射殺されたことに始まります。無抵抗だった男性に対して発砲したとの証言が明らかになったことで、地元の黒人が抗議活動を行い、一部が暴徒化しています。

全米が、今回の事件に注目している主な理由は2つあります。