猛暑なのに無意味な「原発ゼロ」 火力酷使で故障すれば「熱中症地獄」の恐れ

 

全国的な猛暑が続いている。231地点で最高気温が35度以上の「猛暑日」となった26日には、全国で少なくとも1889人が熱中症の症状を訴えて病院へ搬送された。そのうち11人が死亡し、15人が重傷だという。

 

熊本県、香川県などでは、室内で倒れて病院に運ばれ、亡くなったケースもある。東京都監察医務院の昨年の統計では、熱中症による死亡例の9割は室内で起きている。そのうち、冷房を使っていなかったケースは86%に上り、大半が高齢者だった。

 

こうした中、厄介なのは深刻な電力不足だ。

 

原子力規制委員会が原発の「新規制基準」に基づく安全審査を行うという理由で、昨年の9月から日本中の原発が止まっている。しかし、「安全審査」は原発を稼動させながらでも可能だ。また、今回の原発停止には、何ら法的根拠がない。原発は危ないという空気に支配されているに過ぎないのだ。

 

その結果どうなっているか。関西電力は25日、管内の最大需要が、今夏の最大を8日連続で更新したと発表した。電力供給力に対する需要の比率である電力使用率は94%と、「やや厳しい」状況だという。政府や電力各社は家計や企業に節電を呼びかけている。

 

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