アメリカのニュースサイト「プラグマティック・キャピタリズム」が、世界の基軸通貨の歴史について興味深い記事を掲載している。

1450年から現在に至るまで、発行する紙幣が世界の基軸通貨となった国は6ヶ国ある。

  • ポルトガル: 1450~1530年 (80年間)
  • スペイン : 1530~1640年 (110年間)
  • オランダ : 1640~1720年 (80年間)
  • フランス : 1720~1815年 (95年間)
  • イギリス : 1815~1920年 (105年間)
  • アメリカ : 1921年~現在 (94年間)

注目すべきは、いずれも100年程度で基軸通貨が入れ替わっていることだ。もちろん、国の栄枯盛衰のサイクルが100年というわけでもなく、このパターンが続く保障もないが、最近のアメリカの衰退を考えると、次にどの国の通貨が台頭するのかと興味が湧いてくる。