2000年以上前の出来事にもかかわらず、いまだに多くの人を魅了し続ける「項羽と劉邦」のストーリー。経営者や政治家などの現代のリーダーたちが、歴史小説家・司馬遼太郎著『項羽と劉邦』を座右の書として推薦することも多い。

その理由は、項羽と劉邦の因縁のライバル対決が、読み物として面白いだけではなく、そこに多くの知恵が含まれているからだろう。「四面楚歌」「背水の陣」「国士無双」などの故事成語は、彼らの戦いに由来するものだが、それらの言葉が現代の日本でも使われていることを考えると、まだまだその時代に生きた人々から学ぶものがあるということを教えてくれているのかもしれない。

宿敵・項羽との戦いに打ち勝ち、漢王朝を興した劉邦は、とにかく人材の使い方が秀でていたと言われる。劉邦の配下には、軍師・張良、大将軍・韓信、丞相・蕭何といった「漢の三傑」だけではなく、謀略家の陳平などの優秀な武将がいた。彼らの活躍なくして、劉邦は天下を収めることはできなかった。実際に、劉邦は「わしは、この3人の英傑を見事に使いこなした。しかし項羽は、范増一人すら使いこなせなかった。これが、わしが天下を取った理由だ」と語っている。

そうした劉邦の魅力がつまった一冊が『項羽と劉邦の霊言 劉邦編 天下統一の秘術』(大川隆法著)と題して、23日に全国の書店で発刊される。これは、大川隆法・幸福の科学総裁が劉邦の霊を呼び、その内容を収録したものだ。同書には、なぜ項羽に勝てたのかという点は言うまでもなく、「老獪さ」「人材登用」「度胸」「人心掌握」など、劉邦の帝王学が網羅されている。

劉邦の霊は登場するやいなや、質問者に対して「酒も出ないのか」と言い放ち、特徴的と言われる「豪放磊落」な個性が、あの世に還って霊となっても変わらないことを示した。劉邦の霊は、「老獪さ」は中国人にとって大事なことであると前置きした上で、それを「徳の変形」であるなどと、天下取りの術を次々に自己分析してみせた。また、この霊言では、劉邦は現代に生まれ変わっており、映画界で「世界制覇」を成し遂げていることも明かした。

韓信をして「将の将たる器」と言わしめた劉邦に学びたい人は多いはずだ。司馬遼太郎の本を読むことに挫折した人も、劉邦の本質が、わずか百数十ページで分かる本書をぜひ一読してもらいたい。また、同じく23日に発売される『項羽と劉邦の霊言 項羽編 勇気とは何か』(同)も合わせて読み、両者を比較したり、自分はどちらのタイプであるかを考えてみても面白いだろう。

【関連サイト】

項羽と劉邦の霊言 幸福の科学出版特設ページ

http://special.irhpress.co.jp/kou-ryuho/

【関連書籍】

幸福の科学出版 『項羽と劉邦の霊言 劉邦編-天下統一の秘術』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1141

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幸福の科学 『項羽と劉邦の霊言 項羽編 勇気とは何か』 大川隆法著

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