今月10日に国際宇宙ステーション(ISS)のカメラが捉えたとされるUFOフリートの映像が、このほどYouTubeにアップされた。「Alien Disclosure Group」という団体が投稿したもの。映像には、薄暗い空に白い物体が出現し、やがてその数が次々と増えて「大艦隊」を成してゆく様子が映し出されている。ISSのカメラは通常、地球を向いており、もし映像が本物だとすれば、UFOフリートがかなり地球に接近していたということになる。

仮にUFO船団が本当に出現していたとして、どのようなルートを取って来たのか。高度な文明が存在する地球型惑星は、地球から遠く離れていると考えられる。そのため、移動手段として考えられるのが「ワープ」や「ワームホール」だ。「宇宙戦艦ヤマト2199」では、「ブレーンワールド」というモデルを基に、ワープの概念を説明している。簡単にいえば、我々の認識している宇宙はより高次元の宇宙の中の「油膜」に過ぎず、その油膜のような時空を歪めることで現在地を目的地に近づける。そしてその2点をワームホールでつなげ通ることで、長距離を移動することができるというものだ。

しかし、どうしてこのようなタイミングでUFOフリートが出現したのだろう。ウクライナ北部のコロステン上空でも今月上旬、巨大な葉巻型UFOが目撃されたという情報もある。ウクライナ情勢をめぐって米ロの緊張が高まる中で、何かを警告する意味があったのだろうか。(悠)

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