昨年のフジテレビのドラマ「ガリレオ」で福山雅治さんが演じた主役の物理学者の名前が湯川学だったように、物理学者の代表的存在といえば湯川秀樹博士だ。

湯川秀樹博士は、1935年、原子核を構成する陽子や中性子を結合させる中間子の存在を理論的に予言。47年に宇宙線から中間子が発見され、49年、日本人として初めてノーベル賞を受賞した。湯川博士が唱えた「粒子が力を媒介する」という考え方は、現代の物理学では常識になっているが、当時は理論として確立していなかった。まさに未来を先取りした理論だったといえる。

そんな未来を見通す天才物理学者に、未来産業について聞いてみるという夢のような企画が実現した。大川隆法・幸福の科学グループ総裁が、湯川秀樹博士の霊指導のもとで、未来産業について質疑応答を行った。それを収録した書籍『もし湯川秀樹博士が幸福の科学大学「未来産業学部長」だったら何と答えるか』(大川隆法著)が、18日に全国の書店に並ぶ。

質疑応答では、21世紀の人類の課題である食糧問題を解決するヒントや、防衛のための新技術、光エネルギーから物質を作る技術についてなど、様々な異次元アイデアが飛び出した。

大川総裁は本書の中で、「どんな科目でも集中して勉強しているうちに、この世の世界から遊離してくるわけです。そして、天上界にある世界のもの、あるいは、未来に開示される予定のものを垣間見てくることのできる人たちが出てきます。それを『天才』と呼んでいるのではないかと思うのです」と、天才がその才能を発揮する際の霊的なメカニズムについて明かしている。

何かに集中して取り組み、寝ても覚めてもそのことを考え続けている人に「ひらめき」が降りてくる仕組みは、理系でも文系でも同じなのかもしれない。科学分野に興味のある方はもちろん、夢のある大きな仕事をしたいと志す方にもおすすめの一冊だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『もし湯川秀樹博士が幸福の科学大学「未来産業学部長」だったら何と答えるか』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1115

幸福の科学出版 『湯川秀樹のスーパーインスピレーション』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1087

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