インターネットの動画サイトを通じて、歴史問題などで日本に好意的な発言を続けている「テキサス親父」こと、トニー・マラーノ氏については、これまでに本欄でも紹介してきた。
このテキサス親父が、韓国が不法占拠している島根県の竹島に関する、アメリカの秘密電文のコピーを入手。駐日米国大使が1960年に、本国に向けた報告で「李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している」などとしていたことを明らかにした、2012年夏の動画が、最近、話題になっている。
動画でテキサス親父が紹介しているのは、「マッカーサー・テレグラム」と呼ばれる秘密電文で、1960年4月に、当時の駐日米国大使を務めていたダグラス・マッカーサー2世(GHQの最高司令官・マッカーサー元帥の甥)が、本国の米国務省などに送ったもの。
テキサス親父は、知人から送られたこの電文のコピーについて、本物かどうか確かめるために、ワシントンにある米国立公文書館に送り、「本物の書類を合法的にコピーしたものだ」という返事をもらった。
この電文には、次のような内容が記されていたという。以下、要約。
- 李承晩政権は、李承晩ライン周辺の韓国領域外の公海上でも実力行使で海賊行為を働き、日本人の漁民たちを政治的人質として投獄し、韓国領域外の領域を力ずくでつかんだ。
- 李承晩体制下では、公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交を行った上で、これまで日本の領土とされてきた竹島を力ずくで占拠している。竹島が日本に返還されるまで、日韓に和平が訪れることはない。それゆえ、アメリカは、新しい韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけなければならない。
- アメリカが竹島を日本に返還するように強く圧力をかけても、韓国が動かなければ、最低限、アメリカは、この件を国際司法裁判所に付託し、仲裁を求めることに合意するよう主張すべきである。
テキサス親父は動画の中で、この電文を示しながら、「これですべて解決! あの島は『竹島』。日本の領土だ」と話している。
アメリカ人であるテキサス親父からのこうした指摘は、実に心強く、感謝したい。だが一方で、日本の政治家や官僚は、自国の領土や国民、歴史などを守るために、もっと積極的に発言していくべきだろう。ウソやだましが横行するような国際社会にしてはならない。(格)
【参考サイト】
You Tube 日本語字幕付き【テキサス親父】竹島は日本の領土・証拠と韓国の無礼・慰安婦碑
https://www.youtube.com/watch?v=jrBWODKBsew
インターネット番組「ザ・ファクト」 これが反日国家・韓国の「慰安婦アニメ」だ!密着取材!アングレーム国際漫画祭【ザ・ファクト♯007】
https://www.youtube.com/watch?v=yDqkITP6by8
【関連記事】
2013年12月24日付本欄 【注目記事】「テキサス親父」が従軍慰安婦宣伝に“ブチキレ" 日本は世界の応援に応えよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7138
2014年2月17日付本欄 「ケリーさん、独島を守って」 日本の竹島奪還作戦を恐れる韓国の「KY」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7378
2014年3月号 救韓論 韓国が「近代化」する5つの方法
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7263
2012年11月号記事 公開霊言・法話レポート 中国や韓国になめられるな! 日本よ、侍国家たれ 霊人たちが相次ぎ降臨し日本人に警鐘を鳴らす