習近平・中国国家主席が、中国共産党内に新設された「中央インターネット安全・情報化指導グループ」のトップに就任し、波紋を呼んでいる。

この新組織は、今まで別々に動いていた、インターネットの安全・管理に関わる各当局を統括し、サイバースパイ対策、ネット上の言論活動の管理を推進する。

2月27日に行われた初会合で、習氏は「ネット世論を誘導する業務は長期的使命」「社会主義の基本的価値観の育成と実行に力を入れ、ネット世論誘導のタイミング、程度、効果をしっかりと把握し、サイバー空間を清浄にする必要がある」と"意気込み"を語った。

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