アメリカでは近年、財政悪化に歯止めをかけるために、軍事費を削減して、軍事介入を極力なくす一方で、同盟国の力を利用して周辺地域の抑止力を高めようという「オフショア・バランシング戦略」を支持する政府関係者が増えている。このオフショア・バランシング戦略に関して、米戦略予算評価センターのラフマーン氏は2月28日、ナショナル・インタレストのサイト上で「台湾を見捨てることになりかねない」という論説を発表した。

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