フランスでは、所得税の最高税率が75%に達しているが、オランド大統領が年頭の挨拶で「減税」を口にしたことに衝撃が走っている。ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏は、オランド大統領が打ち出した増税・福祉路線からの方針転換について、16日付の米ニューヨーク・タイムズ紙で「私がこれまで言ってきたように、これはヨーロッパの中道左派の不運のしるしである」と論評している。

・・・・・・(2ページ目から全文をお読みいただけます)