2014年3月号記事

新たなルネッサンスへ

大川隆法・霊言シリーズの衝撃  第6回

なぜ人は生まれ変わるのか

人に過去世あり

わずか3年半で200冊を超えた、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の公開霊言シリーズ。膨大な霊界調査の記録から、新文明創造のヒントを探る本連載では、これまで明治維新の思想的源流や日本神話の真実などにスポットを当ててきた。6回目の今回は、「過去世」をテーマに、これまで霊人が明かしてきた情報を整理し、そこから見えてくる法則を探る。

(編集部 大塚紘子、馬場光太郎、山本慧)


contents

過去世と守護霊の密接な関係

人間の魂は通常、本体1、分身5の6人1組のグループをつくり、順番に地上に生まれ変わっている。このグループは「魂の兄弟」として互いの人生経験を共有し合っており、魂の兄弟が過去に生きた時の人生経験を「過去世」という。

通常、地上に生きている人には必ず1人、「守護霊」がつき、地上での人生修行を霊的にサポートする。この守護霊を務めているのが魂の兄弟の中の1人。つまり、守護霊は自分の過去世の1つと考えてよい。変化の激しい現代は、直近で地上に生きた魂の兄弟が守護霊を務めるケースが増えている。

南アフリカの人種隔離政策を廃止したネルソン・マンデラ元大統領が亡くなった昨年12月、同氏の霊が約4時間後に大川総裁の元に現われた。その2時間後に収録された公開霊言で、マンデラ氏の霊は、自身の過去世について驚きの証言をした。

「天使が言うには、私は昔、奴隷の子として生まれ、エジプトからカナンへと、イスラエルの民を解放したそうです。天使は、私がモーセだったと言っています」

確かにマンデラ氏が成し遂げた仕事は、奴隷状態だったヘブライ人を解放したモーセの仕事に近い。死後間もないため、導きの天使の協力を得ながらの証言だったが、旧約聖書の預言者が現代のアフリカに生まれていた可能性が高いということだ。

現在進行形の過去世探究

霊言とは、大川総裁の高度な霊能力によって、すでに亡くなった人の霊や現在生きている人の守護霊を招き、霊人たちの考えを語り下ろす宗教的な秘儀だ。

例えば、大リーグで活躍するイチロー選手の守護霊は、自分が戦国時代の剣豪、塚原卜伝であることを明かしたが、この両者にはストイックに技を極める点が共通している(コラム参照)。 また、軍拡を続ける習近平・中国国家主席の守護霊は、自身がモンゴル帝国(元)を築いたチンギス・ハンであると語っている。

幸福の科学では、政治家や思想家、実業家やスポーツ選手など、幅広い分野の人々の霊や守護霊から、過去世を含む様々な霊界情報を聞いている。 同じ内容について複数の霊人に話を聞き、二点観測、三点観測することで、霊界の真実や現代人のあるべき姿が見えてくる。

今回は、この現在進行形で続けられている過去世探究の情報を整理し、そこから見えてくるものを明らかにしたい。

幸福の科学総合本部での公開霊言の様子。