社会派女流作家の第一人者、山崎豊子氏。医療界の闇を描いた『白い巨塔』をはじめ、『華麗なる一族』『不毛地帯』『沈まぬ太陽』など、社会問題に鋭く切り込んだベストセラー小説を出し続け、その多くが映画化・テレビドラマ化されている。

今年に入ってからも週刊新潮で新作の連載を始めるなど、生涯現役で書き続けた山崎氏だったが、9月末に88歳でその人生の幕を閉じた。

それから約2カ月後、山崎氏は、幸福の科学・大川隆法総裁のもとに霊として現われ、メッセージを送ってきた。そのスピリチュアル・メッセージを収録した書籍が、19日、全国書店で発売される。『山崎豊子 死後第一声』(大川隆法著)だ。

山崎氏の小説は、大企業や大病院など、政治権力や巨大組織に巣食う悪と、その中で運命に翻弄されながら生きる人間を描き出している。

一例を挙げれば、数年前に渡辺謙主演で映画化された『沈まぬ太陽』は、航空機の墜落事故を軸に、事故を起こした航空会社と遺族の間で葛藤する主人公を描き、人の生命をあずかる航空会社の社会倫理を問うた。また、山崎氏は膨大で綿密な取材をした上で執筆することでも有名で、『沈まぬ太陽』の航空会社のモデルとなったと言われる日本航空は連載中の雑誌の航空機内での購読を停止するなど不快感を示したという。

山崎氏の霊は、「やっぱり、『運命』と、『神の心』『仏の心』みたいなのがあるとしたら、その辺の関係をもっと知りたかった。なぜ、(神仏は)そうされたのか」と、社会悪の矛盾を暴く中で、「神仏のお心」を探究していたことを語った。また、そうした問題を追究していた自分の仕事について、幸福の科学から見て善か悪かを判定してほしくて、大川総裁のもとに霊言を収録するよう「交渉」してきたという。

そのほか、山崎氏が社会派小説家として活躍する背景となった、激動の時代の過去世も明かされており、山崎ファンならずとも興味深い一冊だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『山崎豊子 死後第一声』 大川隆法著

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同書アマゾンページ

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