東京都小笠原諸島に出現した新島の火山活動が続いており、1日から4日の間にその面積が1.5倍となった。1日の調査では島の表面を溶岩が覆い始めていたため、気象庁の担当者は「少なくとも年単位で陸地部分は残るのではないか」と語っている。
日本の領土が増えるのは喜ばしいことだという意見もあるが、同時に、この新島が出現した11月18日からのおよそ2日間で、メキシコのコリマ火山やグアテマラのファイアマウンテン、インドネシアのシナブン山とメラピ山など、世界6カ国7カ所の火山が噴火した。その中には日常的に噴火している火山も含むというが、このような世界同時多発噴火は異常事態といえるだろう。
・・・・・・(2ページ目から全文をお読みいただけます)