イギリスのダラム大学の研究チームがこのほど、釈迦(仏陀)生誕の地であるネパールのルンビニの発掘調査で発見した木造建築の柱の跡から、釈迦の生誕年がこれまでの学説だった「紀元前3世紀説」から数百年ほどさかのぼる見込みであると発表した。

今回の調査では、ルンビニにあるアショカ王が紀元前3世紀に建造したレンガ造りの寺院の下に、紀元前6世紀のものと見られる木造の仏教寺院の痕跡を発見。柱の跡を調べたところ、紀元前800~545年にできたものと推定されるという。

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