国連の組織運営や紛争の調停などを任務とする国連事務総長は、常に中立を求められる立場だ。ところが8月、潘基文(バン・キムン)国連事務総長は、日中韓で対立する歴史問題について、「日本は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と、明らかに中立性を欠いた発言をし、日本政府から抗議を受けるなど波紋を呼んだ。

また、事務総長就任後初の訪韓時には、「韓国人の事務総長として韓国の国力伸張に貢献できるようベストをつくす」と発言しているほか、2007年に潘氏が事務総長に就任した後、韓国人の国連職員は20%増加したとも言われている。

中立性を欠いているだけではない。内戦ですでに10万人以上が犠牲になっているシリア問題では、アメリカが軍事介入を計画していた時に、「軍事力の行使は自衛もしくは国連安全保障理事会が承認したときにのみ合法となる」と牽制したが、ただ牽制しただけで何ら有効な解決策を提示することはできなかった。

アメリカが世界の警察官の役割を降りようとしている今、国際社会の秩序と平和を守るために国連の果たす役割は大きい。その国連の代表者として、潘氏はふさわしいのか。紛争地域についての判断や、日本、中国、アメリカについてはどのように考えているのか。

そんな誰もが知りたい潘氏の本音を聞き出した書籍『潘基文国連事務総長の守護霊インタビュー』(大川隆法著)が30日、全国書店で発刊される。大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が、潘氏の守護霊を呼び出して英語で行ったインタビューを、英語と日本語の対訳で収録した一冊だ。

潘氏守護霊は、日本人に対する感情を問われると、「日本人の存在自体が、世界の大災害だ!世界に日本人がいなければ、世界は平和だ」と語気を強め、自身の立場については、「私は『韓国人の』事務総長だ」と述べるなど、中立性を欠いた発言がまさに本音だったことを伺わせる内容となった。また、紛争に対する解決策を示せない自らのリーダーシップの不足については開き直る一方で、自身の退任後の野望についても明らかにしている。

国際問題に関心のある方はもちろん、地上の本人の発言の裏にある守護霊の考えを検証する資料としても、おすすめの一書だ。

【関連書籍】

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アマゾンの同書紹介ページ

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